今週の土曜日(11月23日)、大阪樟蔭女子大・小坂キャンパスで、「音と音楽の間(あいだ)」と題したレクチャーコンサートに出演します。
会をコーディネートされる山崎晃男さんは、私が大学院の時代に所属していた研究室の先生でした。その頃からのおつきあいだから、かれこれ15年近くになります。彼も音楽家(ガムラン奏者)で、音楽心理学(認知心理学)が専門。
そこに、小松のサウンドスケープ論を交叉させて、グランドピアノを使って実験的な実演を行います。
環境音(フィールドレコーディング素材)要素と楽音的表現(ピアノによる即興演奏)要素をぶつけると、どんな化学変化(=近くの変化)が起こるのか?
これはたぶん、個人差の影響が激しいと思うのですが、その印象を何回かの即興演奏後に会場の参加者に聞きつつ、「音と音楽」の間にある「境界線」らしきものを、探り当てることができれば面白いと思っています。
単なる「音楽演奏会」で終わらないような工夫(理論的裏付けをある程度行う)をする予定。ご参加を心よりお待ちしております!