エモい状態にはならなかった / '20.06.26

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今から30年以上前、京都市内で浪人をしていました。

上賀茂に近い私塾のようなこぢんまりとした予備校に通い、
1年を経た後、東京の大学に進学。

その頃に住んでいた建物の前をたまたま通りがかったので、
少し立ち止まってみました。

懐かしい気持ちは全然湧かなくて、
何か、どこにでもあるような場所に
いるような気分になりました。

たった一年間しか、いなかったからかな?
それとも、苦しい時期だったから記憶を抹消したのかな?
個性のない風景なので、印象が薄かったからかな?

もっと、いろんな感情が湧き起こるかと思ったけれど、
ほとんどそういうエモい状態にはならなかったので、
変化のなさに、ビックリした次第です。