毎週月曜・水曜・火曜に、
実習系授業を担当しています。
YouTubeで授業内容を見てもらって、
その後、Zoomでゼミ生が語り合い、
最後は、個別相談で一人ひとりと話し込みます。
はじめは短めの(というか頃合いに思える)時間を
設定していたのですが、ここのところ話す時間が増え、
ほぼ倍の時間をかけて、授業のやり取りをしています。
そこで思うのは、コロナ禍の影響で、
家族以外の人とじっくり話せる機会が減っていること。
対面授業ではそうしたチャンスは、
授業の合間や授業中のふとしたタイミングで、
定期的にあったはずでした。
それが、遠隔授業では意図的に設定しないと、
そうした時間をつくることができません。
特にビデオ会議のやり取りだと、
「伝えるべきことを情報として伝える」
といった、意識的コミュニケーションが多い。
「別に伝えなくてもいいのだけれど、
その場にいることを確かめ合える」
といった、前意識的コミュニケーションがないと、
なかなか前に進みづらい。
ということが、だんだん分かってきました。
プライベートでも何でも話せる教育環境というのが、
いかに大切なことだったかを、思い知らされる日々です。
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