音の聞こえが半分か、それ以上減少した感覚になった。その原因は音が物理的に届きづらくなったことに加え、口元や表情といった「視覚情報」も遮断されていることが原因だろう。さらに、周辺から漏れ聞こえる会話の音も聞こえるので、聞くべき会話がマスキングされる。
こういう「音環境」の問題って、どこかで議論されているのかな。飛沫防止や社会的距離戦略のことは散々言われているのだけれど、そのせいでコミュニケーションが取りづらくなっている人がどれだけ多いことか。シルバーの方だと聞き返すことを嫌がる人を見かけるけれど、きっと音から伝わる情報格差が広がっている気がする。
写真は、京都博物館のペンギン。こちらもソーシャルディスタンス?