ベイブレード / '17.03.21

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男の子のいる親世代なら分かるだろうが、ベイブレードという昔でいうベーゴマの現代版のようなおもちゃがある。我が家でも7歳の息子がこのコマ回しに夢中。ヒモを引っ張る感覚で簡単にコマが高速回転して、どちらが早く止まるか、またはどちらが先に破壊されるか(これを「バースト」という)を競い合う。あまりにも簡単なので、大の大人であるワタシも思わず真剣で対戦するのだが、まぁここまではいい。

これから先が本題だ。このコマの種類が膨大にあり、人気のコマや希少価値(もう既に手に入りにくい」コマも存在する。いわゆる「レア駒」なのだが、息子がとあるコマが欲しいといってネットで探した。ほんの数ヶ月前に発売したコマなのだが完売しているとのこと。

アマゾンなどで中古や別業者の出店商品があって、定価が1,000円程度が7,000円とか場合によっては1万円以上もしている。これは言うまでもなくオトナが先物取引のごとくベイブレード玩具を買い占めて、売り切れた頃に値段をつり上げてレア商品を流通する。

子どもにせびられて泣く泣く買ってしまう親もいるだろう。ウチはそんなことはしない。オトナ社会のカラクリを、分かる言葉でしっかり伝えることがまずは重要だ。息子はそんなオトナの事情をなんとか把握した。ということで、めでたくレアコマでない現行販売品を手に入れることとなった。めでたしめでたし(笑)。