天橋立の音風景 / '14.01.04

20140104お正月三が日の最終日は、
自宅近くの天橋立海岸(船越)に、
録音しにでかけてきました。

小学校のときはこの浜(天橋立の外海)で、
夏やすみ直前に水泳の特訓があったり、
高校3年間は、対岸の宮津高校目がけて、
毎日天橋立の松並木をチャリ通してました。

そのころはちっとも興味のなかった音風景。
故郷を離れて20年以上経った今は、
帰省の度に浜の響きを耳に入れたくなります。
天橋立の波音はすごい特徴があります。
両方の浜から波音が同時に聞こえるので、
ステレオ感ありまくりのアンビエンスなのです!

現在制作中の音作品(名前は未定)のために、
録音機を持って波音を収録してきました。
中でも印象深かったのは、波立つ泡。

波の泡が砂浜に吸収される瞬間の、
シュワーッとする微細な音に、
音フェチ魂は持っていかれるのでありました(笑)。

作品制作のための録音作業というよりは、
音そのものにココロを持っていかれる瞬間。

周囲からは、釣りの風景と間違えられそうですね…。