年一回京都タワー展望室で演奏するようになって、早12年。
当初からずっと来てくれている人。最初は見かけたけれど、最近姿を見ない人。最近見かけるようになった人。月日が経つのを、人の出入りで感じることが多い。
今年も(今年は)行きますよ!という連絡がちらほらある。それを聞いてうれしいけれど、覚悟のようなものを感じる。
展望室が地上と空の間にあるからかもしれない。風景を高い場所から見ると、日常がなくなる。生と死の間にいる感覚だ。
展望室で会おうという約束は、日常を超えている。ライブで非日常を感じると、いつもの生活が特別に感じる。面白い。
擬似的な宇宙の旅をするような展望室ライブは、あと1週間後。展望室で待ってます。