出町柳と言えば、デルタですね。賀茂川と高野川が合流して、賀茂川になるV地点。両方の川の音が合流する角の部分は、立体感あふれる水音に包まれます。
場所を変え、糺の森へ。古代の原野の植生が今も残る場所で、大都会の中にありながら、豊富な自然音が身体に響き渡ります。鳥、川、葉擦れ…。その一体感を得るために、ここに来たといっても過言ではありません。
糺の森・中央北部にある下鴨神社境内。砂利を踏む音が、神々しさをかき立てます。色合いも絶妙。白、赤、青、緑のコントラストが、目に目映し。
最後は、小川の遺構を再構築した場所。近代的なマンションのスグ隣を流れる川の流れは、今と昔をつなぐ架け橋のように聞こえました。野外で行うゼミは、教室とは違う発想になり、頭の回転数が変わります！