岸田繁さんの交響曲第一番・第二番 / '19.10.05

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同僚の岸田繁さんの交響曲第一番・第二番を聴きに、京都コンサートホールへ。岸田さんの頭のなかを覗き込んでいるかのような、目眩く響きがほどばしる2時間を満喫しました。

広上淳一さんの指揮は、とにかく大胆で緻密。まるでダンスを見ているかのような感覚で、重厚なオーケストラの色彩を存分に楽しめました。

曲想がどんどん変化するので、常にハラハラドキドキ。客席がジェットコースターで、旋律が線路のような感じです。緩急が際立っていながら、円熟した京響の演奏がソフトでマイルドに仕上がっていました。

音楽することは、常に新しい。生まれ変わった感覚を感じさせてくれた岸田さんと京響に感謝!