福田美術館は、来場者にやさしい公共空間 / '20.06.22

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京都嵐山・福田美術館は昨年の10月に開館したばかり。

初めて見学させてもらった印象は、
「来場者にやさしい」こと。

展示室内のガラスケースにヒミツがあります。

世界最高の技術を持つドイツのグラスバウハーン社に、
特注した92%の高透過率のガラス(しかも4m!)。
世界中でも他に類を見ない形態(HPより)。

展示作品と来場者の物理的距離も近い。
従来の美術館なら作品が遠く感じられるのが、
福田美術館だと、作品にグッと近づける感。

他の美術館では、ありえないことです!

しかも一部の作品を除き、写真撮影が可能。
こんな美術館、見たことありません!
(フラッシュは厳禁です!)

鑑賞中かなり気になる監視員の方も、
展示室内にはおられないので、じっくり鑑賞できます。
(ぼくが来場した日の話しではありますが)

これまでの美術館常識を超越する運営に、
心から敬意を表したいと思います。

何度でもリピートしたくなる近場の美術館。

福田美術館は、来場者にやさしい公共空間です!