配信の反動は? / '20.03.12

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自宅中心の仕事スタイルが、ここのところ続いています。これまで溜まりに溜まっていた身の回り仕事を片付ける日々が続いています。

まずはもうじき上梓する『人と空間が生きる音デザイン』。再校はすでに終わり、著者校正も再校が最終なので、ぼくの手を離れました。今は表紙デザインを知り合いのデザイナが制作しています。彼の手に掛かれば、抽象的な音デザインの思想を、具体的なビジュアルにしてくれるでしょう。

仕事を同時に行うのが、ぼくの習性。2月に丹後で録音したピアノ楽曲のミックスを始めました。アルバム2枚分の26曲が候補ですが、本日ミックスを終え、マスタリングに移りました。出音のイメージは明確にあるので、その音に近づけるだけの作業です。数日中にはマスタリングも終了予定です。

それにしても新コロの影響で、ライブや集会がことごとく中止やキャンセルになっています。ぼくもいくつか出演予定をしていたのですが、延期になりました。この時期、配信が見直されつつありますが、どうなんでしょう。生の空気の波動は配信では伝わりません。当面は配信が流行るでしょうけれど、反動がくるのは間違いありません。

当面の仕事や授業が先延ばしになり、精神が宙に浮いているような感触です。音活動のアウトプットとインプットは続けて行こうと思います。