録音の肝はマイキングにあり! / '20.10.02

新作CD『ピアノの風景 2』は、そろそろ届く頃でしょうか。毎回、気に入っていただけるかどうか、ドキドキする瞬間です。
自宅のグランドピアノで録った本作。小松の癖を知り尽くした調律師(山下好章氏)に調整いただいた後、小松自身がコンデンサマイクを設置します。セルフなので、試し録音をしては微調整します。
録音の極みは「思うところにマイクが置けたかどうか」にかかっています。今回の録音は奇跡的に30分程度で位置が決まり、演奏そのものに全てのエネルギーを注ぎ込めました。
丹後地方の春の空気感が、響きに入っていると思います。そんなことも想像しながら、聞いてくれるとうれしいなぁ。
(おかげさまで、残り7枚となりました!)