先週土曜日（4月26日）の夜は、京都・学森舎で「音で仕掛けるまちづくり〜耳のチャンネルを変える音のワークショップ〜」のイヴェントに出演してきました。参加者は多様なバックグラウンドと興味を持った若い方々…。住み開きをされているお宅の一室を使っての会だったので、まさに生きた生活空間の中での「音キキ」ワークショップでした。
サウンドスケープの考え方と事例を簡単に説明した後は、音キキワークショップの開始。「音が消える瞬間」「音に名前をつけてみる」「音リスト（一番好きな音／嫌いな音のシェア）」「サウンドマップ」…。
ふだんの所要時間を大幅に短縮したワークだったのですが、とても深い音キキが出来た会でした。無意識にきかれることの多い「音」を、まちづくりにどのように生かすのか？ そのヒントは「自分が現実に音を出している」ことを深く意識することと、まわりの音を注意深く聴くことに尽きると思います。
新たな出会いの多かったこの会。学森舎の建物の不思議さに圧倒されつつ、歩いて帰宅しました…。参加いただいた方々、そして会に誘っていただいた植田さん、本当にありがとうございました。
