音量の絶妙なバランス / '14.03.14

20140314新作音源作業が終わったので、新アルバムの紹介をぼちぼちと…。今回のアルバムの一番のウリは「ピアノ」と「水音」をコラボさせていることです。よくある癒やし系音楽のように、水音を音楽の背景に使っているのではなく、まさに楽曲の一部として、曲の中に練り込む工夫を重ねています。

そのカラクリ(の一つ)は「音量」の制御。上部トラックがピアノ、中・下部トラックが水音と環境音なのですが、絶妙な音量バランスをとっています。単に音量を上げ下げするのではなく、曲の進行によってカーブの種類に変化を持たせています。

同じ水音の音量を上げ下げするのでも、そのスピードやタイミングによって、印象は大きく変わってきます。

最近の音響処理は「可視化(見える化)」が進んでいるので、音のイメージがつきやすい。なので、作業量が大幅に増えてしまいました…(笑)。