私は京都を中心に、ピアノによる「演奏表現活動」と、サウンドスケープ(音風景)の視点による「教育・研究・デザイン活動」を行っています。みのまわりの何気ない音に意識を傾けながら、「人にとってナチュラルで気持ちよい音世界」を目指したライフワークを続けています。
ピアノによる演奏表現活動については、2002年にCDアルバムの制作を開始し、2011年現在6枚のCDをリリースしました。曲の特徴は「口ずさめるメロディ」「環境音楽」「即興演奏」。演奏会場は、町家・神社・寺院・野外・商業施設などの身近な空間を中心に活動しています。演奏会場の響きに調和した音の表現を目指しています。
近年では、河瀨直美監督の映画作品(七夜待・予告編)や、数々のアニメーション作品の音楽制作に携わりました。そして、京都タワー展望室や京都国際マンガミュージアムをはじめとした公空間の音環境デザインも手がけました。大学生や一般市民に向けては、サウンド・エデュケーション(音の教育)、サウンド・ツーリズム(音による観光案内)、サウンドスケープ・デザイン(音風景の視点によるまちづくり)の提言をしています。
私の音活動に触れてくださった方々が、日頃聞き逃しがちな音風景の面白さや、音の響きの楽しさに気づいてくださるとうれしいです。そして、日々の生活の質を高めるために、音の知恵を互いに出し合えることを望んでいます。 |