「ディープ・リスニング」をやっている風景 / '16.06.20

 

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教室の机の上で何してる?

 大のオトナたちが机上に仰向けになって、
「ディープ・リスニング」をやっている風景。
 
小松がお届けするディープな5時間の音レクチャー。
タイトルは「音響生態学のアクションリサーチ」です。
6月19日に京都精華大学で行った「Ecosophy研究会」。
理論あり、音のワークショップあり、演奏ありと、
瞬く間に時が過ぎ去ってゆきました。
 
やっぱり「音」は体感するものですね。
理論や音源紹介だけでは越えられない「壁」がある。
そこをするっと越えてゆけば、
今までとは違った世界の地平へたどり着ける。
現場体験主義なくして、音活動はあり得ません。
 
最後の3時間は参加者の方々から、
かなり鋭いツッコミと、
示唆深いコメントをいただきました。
久々に質問砲弾状態を体験しました‥。
 
参加者の専門は皆それぞれ違うのですが、
異業者たちの格闘技のような研究会は、
とても刺激を循環しあえる貴重な時間でした。
 
自分の音活動がさらに相対化・精鋭化できそうです。
遠方からいらした参加者の方々に感謝を申し上げます。