いよいよ明日(5/18)出版! / '20.05.17

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14年間の音デザインの軌跡が1冊の本となり、
いよいよ明日(5/18)出版します。

タイトルは『人と空間が生きる音デザイン』。

1年半前、京都・昭和堂の編集者さんから声がかかり、
1年かけて執筆してきました。

音デザインの12場所を物語調で執筆したのですが、
書いているときにその時々のことを思い出して、
追体験するような充実した時間が流れました。

施主さんにもお手紙をいただき、
双方向性の強い内容に仕上がりました。

本書の内容はプレ・コロナ時代のものですが、
コロナの影響が強く蔓延るこれからにも、
いくつかのヒントを示すことが出来ました。

一言でまとめるならば「ほどよい距離感」でしょうか。

対象によそよそくしても、近寄りすぎても、
音のデザインはよいものにはなりません。
「ほどよい距離感」を音のフィールドワークで実感して、
はじめて、しかるべき音の施工が生まれるのです。

物理的に距離を置かざるをえない状況であっても、
心理的にほどよい距離感を生み出す音環境の威力は、
これからの時代に、計り知れないパワーを生み出します。

そうした展望を、本書から是非感じ取っていただければ、
とてもうれしいです。

リアル書店では、これから陳列されますが、
ウェブ書店では、流通が始まっています。

音環境を感じ、つくるよろこびを、
ともに味わいましょう!

https://www.amazon.co.jp/dp/4812219221/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_OCtWEbH3PVA6D