なぜ小松はピアノソロをするのか? / '18.06.04

「なぜ小松はピアノソロというひとりの形式で音楽を作るのですか?」という質問が来た。じぶんにとって音楽をつくるのは、誰にも影響されない唯一の行為なので、あえてひとりでするのが好きなのだろう。

日常の生活だと、そうはいかない。わりに人に協調しやすい(ある種イタコで器用なな)性格なので、じぶんがやりたいことが仮にあったとしても、人のオウラに行動を規定されるので、それをダイレクトに実現できることはほぼ不可能と痛感している。だから、音楽は自分にとって、自己世界を具現化できる「代償行為」なのだ。

ゆえに、基本じぶんのアルバムは一人ですべて仕切ることにこだわっているのだろうと思う。たぶんこれからもこれだけは譲れない。