コレは何でしょう？
正解は宇治の茶畑にある日除け。昔は藁だったのが今ではナイロン製。先日の八十八夜に宇治市で行われたお茶のイベントで、新茶を摘んできました。
当日はかなりの日差しで気温も30度ほどになったのだけど、日除けのある茶畑の中は、もうそれは天国のよう。風がほどよく入ってくるし、日差しの痛さはまるで感じられず、大きな庇で護られたゆりかごのよう。
そしてなんと言っても音環境。まちの雑踏や周りの人たちの会話が、この日除けが見事に吸収して、まるでスタジオのような吸音効果が感じられました。ここは間違いなく宇治の音百選に認定したい音風景です！
そんな環境の中で育った新茶。ぼくは新茶、特に中村藤吉の新茶ゼリーが大好物なのだけど、育つプロセスの環境が、あの香りや独特の甘さを醸し出しているのですね。
お茶っ葉はぜったい、音を感じてる！