東京・銀座での「ヤマハ・耳トレ声トレ体験イベント」、いやぁすごく面白かった！ 講演している本人が言うのだから、たぶん間違いないでしょう。総勢100名もの参加者に見守られながら、ミンナが「音フェチ」になった時間でした。
はじめは「80名定員の会場がうまるのかな？」と不安だったのですが、フタを開けてみるとシルバー層を中心に、老若男女が所狭しと参加されるではありませんか！しかも無料のイベントだというのに、熱心さはハンパありません。
「白衣を着よ！」との至上命令が下され、首にモニタ（イヤホン）をまとっての登場。まるで「サ●ナくん」を彷彿させるかのような出で立ちは、参加者への安心感に一役買ったのでありました。
肝心の内容なのですが、「1分で聞こえが変わる耳トレ！」をプロットにして、「老化を防ぐ耳の鍛え方」に特化して、理論と実践を交えながらレクチャーを進めました。
①耳の老化ってなに？
②耳を良くする方法はある？
③聴くだけで鍛えられる？
④どんないいことがあるの？
⑤体験者の声
⑥小松の実演（ピアノ演奏）
といった50分のコンテンツ。一番の肝はやはり実践。耳トレは1人でやってもいいのですが、多くの参加者が隣にいると、俄然気合いが入りまくり、遠くの音を意識したり、微妙に音の聞こえの差に気づく方が多くいました。いっそのこと、本を越えての実践現場で展開する方が、耳トレはいいのかも知れない、といった手応えがありました。
一番驚いたのが、サイン会のときの会話。サインを希望される方はもちろん「耳トレ！」本を持参されているのですが、事前学習（つまり予習）がハンパない。「●◎ページのメニューの音がちゃんと聞こえないんですが」「このトレーニングをするために、オーディオセットを新調したのですが」「別の場所でもやってください」「最後に演された曲が心に染みた‥」とのダイレクトな反応が返ってきて、想像以上に参加者は「音の聞こえ」の感度を高めるために、かなりの努力をされていました。
1年かけて作り上げてきた「耳トレ！」本が読者に嫁いでいった現場を目の当たりにし、大きな手応えを得た一日でした。参加者の皆さん、会を支えてくれたスタッフの皆さんに多謝◎