作家の夢枕獏さんと小松が「京都の音」について対談 / '16.03.11

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ちょうど一週間前の金曜日(3/4)、デンマークのJAZZピアニスト「ニコライ・ヘス」の京都公演のプレトークで、作家の夢枕獏さんと小松が「京都の音」について対談を行いました。

小松が収録してきた京都の音風景を再生しながら、いにしえの音や現代の音、機械では測れないけれども人間の耳で捉える音世界の話しなど、30分という限られた時間の中で、縦横無尽に語り合うことができました。

それにしても、夢枕さんの声と間合いが惹き込まれるような素晴らしさ。ゆったり流れる大河のような空気感でした。夢枕さんは釣りをよくされているのですが、その行為がぼくの野外録音と多くの共通点がありました。

ちなみに、夢枕さんが最初に言われた言葉が「この人(=小松)、音ヲタクなんですよ!」。ぼくの音作品(ポーラ美術館のJIKKURI企画)を聴いてくださっていた感想なのですが、核心を突いていて笑ってしまいました…。