本日は祝日出勤で、いつもの通勤散歩写真大会!カメラを携えて歩くと、日常が異空間に変わる。カメラは日常を異化させる装置だと思う。
こういう写真は「考えて」撮るものではなく、何か心が動いた瞬間にシャッターを切るのがよい。これらの写真は自分が歩いている「瞬間」に撮ったものばかりである。
これを「即興撮影」とぼくは呼んでるのだけれど、感覚を記録する実習を大学で教える身としては、自分の感覚や心の窓をつねに調律しておかねばならない。そうしないと、感性の大切な部分が学生に鮮度高く届くはずもない。
通勤散歩はそのための「儀式」のような気がしてならない。通勤散歩の風景はFBで一方的に流している写真だけれど、多くの方から何かしらの反応をいただけるのは、まことにうれしい限りである。