名古屋にある音楽系学校で音のレクチャーとワークショップをしてきました。このご縁をつくってくれたのは、以前同僚だった細谷さん。今回で３度目のご縁となり、前半は教室で音のレクチャーを行い、後半は外に出て名古屋・栄地区の音環境を観測しつつ、〆は名古屋テレビ塔に行きました。
ここの学生さんは、全員が音楽分野を将来の仕事に見据えているので、ただならぬ熱意と感性がほとばしっていました。ふだんは一般的な音楽制作を中心に勉学しているので、音づくりを多角的に展開するための方法をふんだんにレクチャーしました。
音楽だけではない音の世界の特徴とはなにか？ それにアプローチするためにはどのような手立てが必要なのか。そして、現場ではどのような音環境は展開されていて、その問題点と可能性はどうなのか？ 実地での響きに耳を傾ける体験は非常に貴重です。
数時間の中で伝えるべきことを伝えた後、学生さんたちの表情はどんどん輝いてきて、名古屋テレビ塔の屋上展望台から見た秋の夕日の光と見事にシンクロしていました。テレビ塔内でゲリラ的に音楽再生実験をしたのは、ナイショの話（笑）。
必要とあれば日本全国、「音育出前レクチャー」に伺いますよ！