増え続ける音楽作品の数。 / '13.12.01

人類がこれまでつくりあげてきた
いわゆる「作品」って、
どれくらいの数があるのでしょうね。

音楽でいえば、録音や複製技術、
最近では配信もできるようになったので、
日々未曾有の数で増え続けています。

作品が増えれば増えるほど、
リスナーが「一つの作品」にたどり着ける可能性が、
ぐんと減ります。

ましてや、クオリティの高い作品と、
必ずしもそうでない作品とが、
同時並行的にあるとして、
いったい、どのような手段で、
じぶんが聴きたいと感じる音楽に、
たどりつくことができるのでしょう?

特定の作品と受け手を
ほどよく「つなげられる」仕組みって、
本当につくることができるのでしょうか?
iTunesストアの作品群を見ると気が遠くなります。

そうこう言ってるうちにも、
瞬間瞬間で音楽作品の数は増え続け、
ネット上にスタンバイしています。

増えることはあっても、
減ることのない音楽群。
今後、どんなカタチで淘汰されていくのでしょうか?