人類がこれまでつくりあげてきた
いわゆる「作品」って、
どれくらいの数があるのでしょうね。
音楽でいえば、録音や複製技術、
最近では配信もできるようになったので、
日々未曾有の数で増え続けています。
作品が増えれば増えるほど、
リスナーが「一つの作品」にたどり着ける可能性が、
ぐんと減ります。
ましてや、クオリティの高い作品と、
必ずしもそうでない作品とが、
同時並行的にあるとして、
いったい、どのような手段で、
じぶんが聴きたいと感じる音楽に、
たどりつくことができるのでしょう?
特定の作品と受け手を
ほどよく「つなげられる」仕組みって、
本当につくることができるのでしょうか?
iTunesストアの作品群を見ると気が遠くなります。
そうこう言ってるうちにも、
瞬間瞬間で音楽作品の数は増え続け、
ネット上にスタンバイしています。
増えることはあっても、
減ることのない音楽群。
今後、どんなカタチで淘汰されていくのでしょうか?