学生の進化過程!? / '19.06.13

DSC01146のコピー

本日の授業(フィールドワーク技法)で学生に出したお題は、「大学キャンパス内で気になるものを撮影し、そのうち4つを選んでプレゼンせよ」。

たくさん撮影してきたデータの中から4つを選び、それを並び替えてプレゼンする行為は、いわば編集作業。これまでの学生は、「写真の並べ方」を意識し、それらのストーリーをつくってプレゼンすることが多かったです。

本日驚いたのは、プレゼンの際、写真の並び替えをするよりも、一つひとつの写真にフィルタをかけたりトリミングをすることに時間を使っていました。まるで、インスタで投稿するような感じで、「写真を演出すること」を、強く意識したプレゼンが多くありました。

これって、新発見です。学生の世代が変わると(あるいは、スマホの機能が進化すると)、「編集する」意味が変わってくる、ということ。ストーリーも大事だけれど、それぞれの写真をいかに「魅せる」か。この一点に価値を置く学生が増えてきている、ということです。

数年前の学生よりも、見栄えを格段によくするノウハウを持っているとは、正直カルチャーショックでした。まぁ、ぼく自身もSNSに投稿するときは、写真にある程度の補正をかけますけど…(笑)。