必勝、DTM音楽制作法! / '14.11.09

20141109音楽人生史上初の12トラック音源!! 
今、某ミュージカルの編曲作業を行っているのですが、こんなにたくさんのトラックを入れ込んだ音楽制作は初です。というのもワタクシ、ソロピアノ中心のミュージシャンでして、せいぜい付け加えても、水音などの自然音を1〜2トラック入れる程度。与えられたメロディラインをもとに、リズム、ドラム、パーカッション、裏メロ、バッキング、効果音などを、的確に入れる技術が求められます。
トラック数が多いほど、一つ一つの音量を下げ、音の空白をつくるることが大切です。構成にしても、音量にしても、「メリハリ」が求められます。どれもベタッと重ねてしまえば、煩雑で変化のないつまらないモノになってしまいます。ここでも「マイナスの音デザイン」の切り口が効いてきますね。
依頼仕事を引きうけるかどうかの最大のポイントは、じぶんの枠組みを超えさせてくれる内容のものに尽きます。予測のつかない経験こそが、じぶんの幅を広げ、成長させてくれるもの。それがあってはじめて、依頼する側とじぶんの両方に、よき循環が生まれるのだと感じています。
お昼頃、作曲者のイメージにも合ったとの連絡をもらい、ホッと一安心!