新潟の小さな書店「little books」に、ニューアルバムが嫁いでいきました。
主宰されているのは、絵本セラピストのひろかわかよこさん。
数年前に私の知人からCDを紹介されて、ずっと大切に聴いておられるとのこと。さらに驚いたのは、ひろかわさんが私の勤務先の京都精華大学人文学部のご出身。ご縁とは不思議なものです。
この書店は自宅リビングにあって、日常の生活空間のほっこりした空気感が漂っています。そんな中に、私の3部作を置いてもらっています。
この書店のすごいところは、ひろかわさんが一冊一冊をていねいに選び、小さなひとことやメッセージを添えていること。私の3部作には次のような素敵なコメントをいただいています。
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「キョウトアンビエンス2」は、こころがゆるやかな開放感をよろこんでいる感じ。
「スターアンビエンス」は、こころにそっと耳を澄ましている感じ。
「イン・ザ・グリーン」は、こころがのびやかに澄んでいく感じ。
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作品は「つくったら終わり」でなく、そこから音のバトンが大切な人たちに受け入れられ、広がっていくことにこそ、大きな意味があると思います。作曲活動が自分だけの楽しみだけなら、アルバムという形で世に出すことは決してないでしょう。
こうして素敵な方にご縁が広がっていくことは、作品を創り続ける身にとっては何物にも代えがたいことです。
お近くにお住まいの方、一度足を運んでみてください!