歌うの好きですか? / '13.12.12

正直言って人前で歌うのがすごく苦手。
まるで自分をさらけだしている感じで、
こっぱずかしいなぁと思います。

マクルーハンのメディア論ではないけれど、
自分の身体の拡張の意味合いとして、
まるで手の延長のような役割で、
鍵盤楽器を演奏するスタイルが、
自分に合っているような気がします。

けれど、知り合いの声楽家と話していたら、
「自分が歌ってもそれは楽曲内の世界だから」
とのことで、俳優が演技をするかのように、
かなり突き放して演奏されているとのこと。

声帯は自分の身体の一部だけど、
それも「楽器」として扱うことも、
ありかなと思う次第。

また別の人と話していたら、
打ち込みの曲で人工感ありまくりのオケでも、
歌声一つで人間味あふれる作品に早変わりする、
とのことで、これまた歌うことの重要さを実感。

もちろんぼくは肉声で歌うことは想定外ですが、
ひょっとして今後、自分の表現に歌う行為を入れるのも、
ありかも、と妄想しきり。

でも、人前で歌うことって、やっぱ恥ずかしいですね。