江戸中期につくられた「古今雛」 / '16.03.03

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本日は3月3日。音フェチのぼくにとっては「耳の日」を連想するのだけど(笑)、勿論有名なのは「ひな祭り」。

ウチの子どもは男子だけれど、丹後の実家には江戸中期につくられた「古今雛」があり、身近な人たちをお招きして毎年ささやかな会を行います。

このお雛様は、江戸時代中期、江戸の上野池端で誕生し、参勤交代のお土産として丹後にたどり着いたそうです。

毎年この時期に再会するお雛様は同じお人形だけれども、毎年違った面持ちをしておられるような印象があります。それは、視る側のじぶんの面持ちが時々刻々と変化しているからでしょう。

来年はどんなお姿で対面するのか、それを思うと不思議なキモチになります。