漢方薬を見立てる / '18.09.08

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漢方薬の話題が続きます。生薬の現物を見たことはありますか。幸運なことに、今手元にいくつかの生薬があって、香りが部屋中が漂っています。当帰、川芎、柴胡などなど。1つでも感じを読めた貴方は天才!

漢方薬とは、生薬を配合して出来た集合体としての薬のこと。各患者の症状に合った漢方を、薬剤師の先生が処方するわけです。その「見立て」を的確にできる先生に出会えるのが、これまた運のようなもの。

どの生薬を選ぶのか、また生薬をいくら配合するのかといった「漢方のレシピ」は、過去の歴史の中から命がけで経験的につくられたものだそうで、まさに先人たちの智惠と努力が、この配合具合にかかっています。

漢方薬が体に合うかどうかは、実際にその「味」を確かめてみて、生理的に反応する好悪が強く関連しているそうです。私は「香道」をしたことがあって、その頃から「生薬の香り」をいたく気に入っていました。どうやら漢方が体に合っているようです。

地球の大地から生まれた天然素材の漢方。本日もありがたく服用させてもらっています。肝心の漢方音楽は、順調に出来上がってきていますよ。こうご期待!