疲れずにピアノ演奏するとっておき方法! / '14.07.26

20140726ピアノを人前で定期的に演奏するようになって13年ほど経つのですが、歳を経るごとに演奏する「姿勢」がどんどん変わってきました。年取ると人は体力や筋力が衰えてくるのは避けられませんが、それに対応すべく、演奏の姿勢も変えていかねばなりません。
以前はとても姿勢が悪く、後ろに体の重心がいって、猫背気味でした(←猫松なだけに・笑)。なので、首や腰に多大な負担がかかり、ライブをやるごとに身体がボロボロ状態。これではいけないと思い立ち、最近は椅子を高めに設定し、ピアノと身体の距離をできるだけ狭めて、見下ろす姿勢の軸を保ちながら、身体をできるだけ固定させて演奏するように意識しました。すると、長時間弾いても疲労が少なくなりました。とても不思議なことですね…。

この姿勢は実のところ、ドラムの神保彰さんからヒントを得たのですが、彼のライブを真後ろから見るチャンスがあって、高い位置からのスティックさばきで身体が微動だしなかったのは、とても印象的でした。ピアノ以外の演奏者からも、奏法のための重要なヒントを得ることは多いものです。