道具主体の希有な展覧会! / '14.06.21

20140621能面好きな息子の希望で、「彫刻鍛冶と作家たち」展へ出かける。作品を展示する会はよくありますが、この会はひとりの職人がつくった「彫刻刃物」によって、能面、漆、刻字、木彫、ステンドグラスなどの多様な姿が展開される「道具主体」の珍しいものでした。すべての表現に言えることですが、「道具」なくして作品はありえません。彫刻刃物職人の小倉成年さんが、じぶんの父親が仕事をする後ろ姿を見て、あとを継ぐことを決心したとの感動的なお話を伺いました。じわりときました! 23日の月曜日まで。京都東山の「重松」で行われています。