都市にとっての空間 / '20.06.20

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都市にとって余裕のある空間は必要です。

京都市内中心地は碁盤の目状で、
街中にいると空をゆったり眺める場所が少ないです。
あることにはあるのですが、限られています。

鴨川、京都御苑、御池通や堀川通り沿道など。

たまに、ゆっくり空間を眺めたいときは、
岡崎公園界隈をゆったり散歩しに出かけます。

とくに、平安神宮やロームシアター京都周辺には、
疎水が流れていて、空の模様が水面に映り込んでいます。

周囲にはサクラをはじめ、高木がほどよくあるので、
近くの東山と相俟って、ゆったりした空間を楽しめます。

人が周囲の景色から受ける心理的な影響力は、
思いの外、強いと思います。

当たり前に感じている風景から一歩外に出て、
空間の広がりを感じるだけで、脳の動きも変わります。

意識的にそう感じるか感じないかで、
人生の質は、大きく変わるのでしょうね。

たまにはカメラを持って外に出て、
余裕のある空間の広がりを探してみませんか。