音楽を創るご縁 / '18.08.27

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CDリリース活動を16年ほど続けてきました。その前半は自分の表現欲を出すためにリリースしてきたのですが、2010年前後から依頼を受けて音源をつくることが多くなってきました。どちらも「音楽を創るご縁」として、ありがたく受けとめてきました。

今回の「漢方音楽」も依頼をいただいての音源づくりです。依頼されたとはいえ、自分が創るからには「自分事=小松名義」として、責任のある手応えをもって制作を続けることが重要と感じます。そのようなキモチが湧かない依頼は、最初からお断りしています。

漢方音楽の依頼主は、静岡市にある「むつごろう薬局」。代表の鈴木寛彦さんが、私の音楽をいたく気に入って下さりました。「漢方薬を音楽にしたい」とのご希望をいただき、6月に薬局に伺い、鈴木氏の監修のもと音源の構想が始まったわけです。

漢方薬の存在は昔から気になっていて、私自身が花粉症ということもあり、じつは(30年以上前に)中学生のころ、漢方薬を2年程服用していたことがあるのです。鈴木さんからお話しを伺ったり、関連書籍を読むほどに、漢方薬と環境音楽との共通点を多々感じ、それを音楽にしてみる、という冒険(実験)が始まりました!

https://www.mutsugoro.co.jp