理由もなく人が作品や創作活動に惹き込まれる瞬間、
何とも言えない幸せを感じます。
対象に惹かれたり、気持ちがときめくときは、
「対象と自分が一体化」しているときなんですね。
ちょっと難しい言葉になるかもしれませんが、
「セルフモニタリング」している気持ちになります。
セルフモニタリング=自分の行動や考えや感情を自分で観察記録すること。
これって、意外とできる対象は限られているのですが、
私ならピアノを自分のために弾く瞬間とか、
そういうときに発動する心理作用なのだと思います。
逆に、ピアノをうまく弾こうとか、綺麗な音を意図的に出そうとか、
そういうときには、けっして生まれない感覚です。
セルフモニタリングができたとき、
自己からの解放と再生が生まれ、
何とも言えない不思議さを感じます。
そんなときは、まるで「魔法」のよう。
そういう神秘さに出会えるから、音楽することはやめられません!