2019年6月9日(日)の午後2時から。京都・亀岡郊外。山際の古寺本堂で、小松のピアノ演奏を開催。クルマじゃないと会場に来られないし、50年近く前のアップライトの調律はそのままだし、都会で気楽に音楽を聞ける環境ではない場所での会。よほどの興味と行動力がないと、会場にたどり着かないでしょう。
まさに、会場が参加者を選んでしまう会。
でも、そういうところで演奏することに、自分にとって大きな意味があると思う。出会った縁でここに導かれ、収益目的とはまったくかけ離れた「別の価値」で演奏することが、どんなに刺激的なことでしょう。規格外を心底楽しむ感じ。
場との親密な一体感を音で響きあわせるために…。
山際を漂う空気感と、会場のいけばな作品と呼応して、本堂自体が喜ぶような、一期一会の時間にできれば、と思っています。