ASMRが流行るワケ! / '19.02.09

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最近、ASMRに関する取材がいくつかありました。

(テレビや新聞のコメント)

ASMRとは、
Autonomous Sensory Meridian Responseの略語で、
「人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、
心地良い、頭がゾワゾワするといった反応・感覚」
と、Wikiでは出ています。

この現象は、音フェチ(音に対する極度な嗜好)に
結びつけられることが多いのですが、
実際のところは、音以外の五感も対象となります。

で、小松が「音フェチ」であり、
音楽だけではない「環境音」を研究対象としているので、
ASMRといえば、小松に訊け!
みたいな流れになってしまっています、マスコミ的に。

とくにSNSや動画サイトで、
咀嚼音やスライムを切る音の動画や、
人の動作よって物音が発生する動画など、
特定の意味をなさない音が、
若者を中心に爆発的に流行っています。

で、だいたいの質問が、
「どうしてこのような音が心地よいと感じるのか?」

一概には言えませんが、
・意味をなさない音が、かえって落ち着く
・繰り返しがあったり、適当なゆらぎがあって落ち着く
というのが理由かな、と考えています。

その背景には、
・意識的に聞く音が多すぎて、脳が疲弊
・響きとして前意識的に聞き流せる音が求められている
があるのかな、と思っています。

あとは、人それぞれの音の好みがあって、
それらが絡み合って、ASMRが流行っているのかな、と。

僕は小さい頃から、音を聞くことが大好きだったので、
筋金入りのASMRだと思います。
(たぶん3歳の頃からなので、45年前に遡りますね・笑)

なので、流行っているというよりは、
人それぞれがもつ、感覚的好みの問題が大きいかも、
と推測しています。